セックスが痛い

女性の6割が「痛い」…オーガズムに達せない女性は男性の3倍強

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 なんとも悲しい数字にガックリきますが、「満足度が低い」「痛みがある」→「楽しくない」→「しばらくセックスしたくない」→「もうしたくない」という流れになりかねません。セックスはしなくても問題ありませんが、性は心を豊かにしてくれたり、パートナーとの心身のコミュニケーションでもあります。

 男性側が性生活をより長く継続したいと思うなら、女性側の「痛みが少ない」「満足度アップ」がポイントになります。性交痛は潤い不足や性器の萎縮、婦人科疾患のほか、過去のコラムでも言及しているように、特定の体位、激しいタッチ・上下運動、早すぎる挿入タイミングなどパートナーとの触れ合いが原因のケースも。痛みがあればまず病院の検査。その次に、2人で相談しながら「痛みの少ない」「お互いの満足度アップ」を意識したセックスの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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小林ひろみ

小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

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