今年の高血圧の専門誌に、興味深い研究結果が報告されています。診察室での血圧が正常で通院中の高血圧の患者に24時間の血圧測定を行うと、なんと6割近い患者は仮面高血圧であったのです。そうした患者の多くはストレスや緊張を示すホルモンの数値が、家庭内では増加していて、それが血圧を上昇させるアルドステロンというホルモンの増加に結び付いていました。
家でストレスを感じて血圧が上がっている人は、想像以上に多いようです。
医者も知らない医学の新常識