時間栄養学と旬の食材

ゴーヤーは日焼け対策に レモンより多くビタミンCが含まれる

ゴーヤー(C)日刊ゲンダイ

 独特の風味と苦味が特徴的なゴーヤー。もともと中国からやってきたものなので中国で呼ばれているのと同じ「苦瓜(ニガウリ)」や、和名の「蔓茘枝(ツルレイシ)」が一般的。しかし、近年沖縄料理が全国的に普及したことで、ニガウリやツルレイシよりも沖縄方言の言い方であるゴーヤーの方が一般的な呼び名になったようです。

 そんなゴーヤーに含まれる栄養素で特徴的なのがビタミンC。100グラム当たり76ミリグラム含まれているのですが、ビタミンの代表ともいわれるレモン(果汁)は100グラム当たり50ミリグラムなので、レモン果汁よりゴーヤーの方がビタミンCが多く含まれていることになります。これから日差しが強くなる時季です。ぜひ、朝からビタミンCをしっかりとって日焼け対策に役立ててみてはいかがでしょうか。

 また、チャランチン、モモルデシン、ポリペプチド-Pなどの成分も注目されています。これらの栄養素は、肝臓や筋肉、脂肪細胞に糖を取り込みやすくさせて、血糖値を低下させてくれるのです。また、筋肉や肝臓などに糖を蓄えてくれるグリコーゲンの合成を促してくれることも。これらの働きで、耐糖能が改善され、糖尿病に対する効果が表れるという報告があります。

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古谷彰子

古谷彰子

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学非常勤講師、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

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