その結果、ファイザー/ビオンテック社製ワクチンのアルファ変異株に対する効果は、1回接種で47・5%、2回接種で93・7%、デルタ変異株に対する効果は1回接種で35・6%、2回接種で88・0%でした。また、アストラゼネカ社製ワクチンのアルファ変異株に対する効果は1回接種で48・7%、2回接種で74・5%、デルタ変異株に対する効果は1回接種で30・0%、2回接種で67・0%でした。
当初、ファイザー/ビオンテック社製ワクチンの有効率は95%と報告されていましたから、少なからず効果が減弱することは否めません。ただ、その効果の減弱は決して大きなものではなく、ワクチンを2回接種すればデルタ変異株に対しても十分な感染予防効果が期待できるように思います。
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