平均で4.74年にわたる追跡調査の結果、脳卒中の1000人当たりの年間発症率は、通常の塩を使用していた群で33.65件だったのに対し、代用塩を使用していた群では29.14件と、カリウム代用塩で14%、統計学的にも有意に低下しました。さらに代用塩は、心臓病の発症率を13%、死亡率を12%低下させました。一方で、代用塩に含まれるカリウムの摂取に起因する副作用の増加は認められませんでした。
減塩は血圧を降下させるだけでなく、脳卒中や心臓病のリスクを低下させ、さらには長生きできる可能性も示されています。この研究結果によって、今後ますます減塩の重要性が強調されることになるかもしれません。
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