コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

3Cから4Cへ 最新テクノロジー搭載の「家庭用体組成計」

最高峰モデル「RD-803L」(タニタ提供)

 4C法は、体組成計測のゴールドスタンダードにもなっている信頼性が高い基準法だ。この4成分での分析を行うため、従来の「DXA法(3C法)」に加え、密度法による「体積測定」、重水希釈法による「水分量」、「体重測定」の4種類の分析方法を組み合わせてアルゴリズムが作られている。これにより、体の厚みや水分量など個人差の影響を低減できることで、より正確な計測値が分かるわけだ。

「4モデルは、いずれも高周波と低周波の2種類の電流を流すデュアル周波数による計測を行い、当社が独自に開発した『筋肉の質』を評価する『筋肉点数』を表示できるのが特徴です。また、3モデルはスマホとブルートゥースで通信し、計測データを対応アプリでグラフ管理することが可能です。グラフでこれまでの体の変化が一目で確認できるのです」

 最高峰モデルの「RD-803L」は、全身だけでなく左右の腕と脚の部位別にも計測(全26項目)でき、参考価格は5万4780円(税込み)。「RD-914L」(全11項目計測)は3万2780円(同)、「RD-915L」(全8項目計測)は2万7280円(同)。「RD-504」(全10項目計測)は1万9580円(同)だ。

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