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米国ですべてのコロナワクチンの3回目ブースター接種始まる

バイデン大統領も3度めの接種済み(C)ロイター

 アメリカでは、すでに認可されていたファイザー製に続き、先週からモデルナとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のブースターショットが始まり、筆者も3回目の接種を済ませました。

 2回目の接種から8カ月たった65歳以上、またはハイリスクの成人を対象にしていますが、がんから成人病患者、喫煙者、さらに職業も含め幅広く自己申告していいことになっています。

 私もハイリスクに当てはまると判断、モデルナの認可が下りた夜、さっそく市の保健局のサイトからアポ取りを試みたところ、近所の大手ドラッグストアチェーンにすぐ空きが見つかり予約しました。

 そして接種日、最初の2回とはまったく違い行列もなし。まるでインフルエンザワクチンの接種のような気軽さでした。オンライン問診でリスクを自己申告したものの、それについて聞かれることもなくアッという間に終了。ただし、少し前に受けた友人はリスクについてあれこれ聞かれたということなので、場所によるのかもしれません。副反応は前回と同じ腕の痛みと疲労感が数日残りました。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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