「従来の装置は患者さんが直径80センチくらいの検出器リングをくぐりますが、頭部と検出器の距離が大きく開くので画像の解像度が低くなります。一方、Vrainの検出器は頭部にフィットするので分解能が向上し、非常に高画質の描出が可能になりました」
頭部専用に特化したことで装置の価格が安く抑えられ、設置場所も省スペースで済む。将来的に認知症診療の進歩とともに、主にクリニックの導入が期待される。
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