「ただ、家族に水虫持ちがいれば、自宅で足を洗ってもその後にまた水虫菌が足に付いてしまいます。家族みんなで治療しましょう」(常深教授)
【爪にも水虫菌がいる】
「足の角質層の水虫菌が繁殖すると、爪の先端や横から爪の下に侵入し、そこに高温多湿という水虫菌にいい条件がそろうと、爪や爪の下でも水虫菌が繁殖します。これが爪白癬で、日本人の10人に1人が感染しているという報告があります」(順天堂大医学部皮膚科学講座・木村有太子医師)
爪の一部、または全部に濁り、変形、厚みがあれば、爪白癬が疑われる。特に、足の水虫が自分や家族にある人は要注意だ。爪白癬は悪化すると転倒リスクを高める。早めに皮膚科に相談した方がいい。
【運動をしている人は水虫になりやすい】