医者も知らない医学の新常識

インスタント食品に頼りすぎると大腸がんになる? 英医学誌で報告

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 忙しい日々の生活の中では、食事は簡単に短時間で取れる方が楽であることは間違いありません。コンビニやスーパーへ行けば、そうした食品が山のように売られています。しかし、こうした手軽さに落とし穴はないのでしょうか?

「超加工食品」という考え方があります。これはブラジルの研究者により提唱され、最近では国際的に広く認知されている考え方で、食品を加工の程度によって4つに分類し、最も加工度が高い食品のことをそう呼んでいるのです。コンビニで売られているような、手軽にそのまま食べられて、何が入っているのか、簡単に確認することができない食品のことです。

 むろん、超加工食品が全て悪い、ということではありません。しかし、加工食品に頼った生活をしていると、生活習慣病のリスクが増加することが、最近の研究により明らかとなりつつあります。今年の「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」という一流の医学誌に、興味深い研究結果が報告されています。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学科大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

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