アメリカで32万人近い医療従事者のデータを解析したところ、超加工食品をたくさん取っている男性は、大腸がんになるリスクが29%、特に肛門に近い場所のがんは72%も増加していたのです。インスタント食品に頼り過ぎず、時々は自然の食材に向き合い、時間をかけて料理する習慣が、健康の秘訣なのかも知れません。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。