調査の結果、認知症の発症リスクは、「趣味がない」人と比べて、「趣味がある」人で18%、「趣味が多い」人で22%、統計的にも有意に低下しました。
ただし、脳卒中が原因と考えられる認知症と趣味の充実度に、明確な関連性は認められませんでした。
論文著者らは「調査期間中に趣味をやめたり、新たに始めた人がいるかもしれず、このような趣味の変化が認知症のリスクにどのような影響を与えるのかは不明」としつつも、「趣味の充実は、認知症リスクの低下と関連している」と結論しています。
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