寝具製作技能士・大郷卓也氏が教える「体がよろこぶ寝姿勢がつくれれば朝までぐっすり」

厚労省「e-ヘルスネット」から

 自分の体形に合った枕を選ぶことが重要のようだが、ずっと同じ枕を使い続けていいものでもない。

「枕が変わると眠れないと言ってずっと同じ枕を愛用している人がいますが、経年劣化で高さや硬さが変わるなど、枕にはどうしても寿命があります。日頃、車や服は頻繁に替えるのに、こと枕に関しては無頓着が多い気がします。4~5年で買い替えるのが理想的ですね」

 ぐっすり眠る鍵は、うまく寝返りをさせてくれる枕にありそうだ。

《寝具製作技能士》厚生労働省所管の国家資格。寝具は睡眠の質に大きく影響を与えるもので、それら寝具の製作技術を認定する制度。受験資格には7年以上(1級)の実務経験などが必要。試験は学科と実技がある。

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