ニューヨークからお届けします。

アメリカの1月は禁酒月間 昨年は成人の5人に1人がトライ、前年よりも13%増

1月、米国では5人に1人が禁酒する!?(C)iStock

 でも飲まない理由はそれだけではありません。実はアメリカには今、飲まないほうがかっこいい、「ソーバー・キュリオス」というトレンドがあるからです。

「ソーバー・キュリオス」を直訳すると「しらふの好奇心」。上に挙げたようなさまざまな理由から、飲まない選択をすること。仕事上の付き合いだからと、勧められても飲まない。自分の好みや体調を最優先することです。

 その強い味方で、やはりトレンドになっているのが、ノンアルコール・ビールとモクテルです。モクテルはノンアルコールのカクテルのことで、ニューヨークのおしゃれなバーでは、どこでもオリジナルのモクテルが楽しめます。

 果たしてこの1月、どれほどのアメリカ人が禁酒するのか? 結果はまたお伝えします。

2 / 2 ページ

シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

関連記事