解析の結果、普段の睡眠時間よりも長く眠ること、そして普段の起床時間よりも遅めに起きることが覚醒度の高さと関連していることが分かりました。一方で、睡眠の質と覚醒度に明確な関連性は認められませんでした。
また、目覚めの良さは前日の活動量とも関連していることが示され、日中の活動量が多い人では覚醒度が高く、夜間の活動量が多い人では覚醒度が低いことに関連していました。さらに、朝食の内容も目覚めの良さと関連しており、糖質の多い食事では覚醒度が高く、高タンパクな食事では覚醒度が低いことに関連していました。
朝が苦手な方は、睡眠時間を長めにとり、日中の活動量を増やし、糖質の多い朝食をとることで、目覚めを良くすることができるかもしれません。
役に立つオモシロ医学論文