その結果、感染者で症状が完全に回復していないと回答した人は6カ月後で22.9%、12カ月後で18.5%、24カ月後で17.2%でした。多くの感染者では時間の経過とともに症状が回復した一方、感染者のうち5.2%は健康状態が悪化、4.4%は回復と悪化を繰り返したと回答していました。
また、未感染者の健康状態を基準とした感染者における追加の症状リスクは、味覚や嗅覚の変化が9.8%、作業後の倦怠感が9.4%、呼吸のしづらさが7.8%、集中力の低下が8.3%、疲労しやすさが5.4%でした。
論文著者らは「ワクチンを接種していなかった人の最大で18%が、感染から2年までに後遺症を経験しており、未感染者と比較して過剰な症状リスクがあった」と結論しています。
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