アフターコロナの健康は「免疫力アップ」で維持する!

 新型コロナウイルスの流行がようやく一段落し、以前のような日常生活が戻りつつある今、医療関係者の間では長期にわたる感染対策が講じられた影響によって生じたある「弊害」が懸念されているという。アフターコロナの今だからこそ気をつけなくてはいけないこととは……。

■懸念される免疫機能の低下

 国立感染症研究所の報告によると、2022年~2023年シーズンのインフルエンザの流行は春以降も収まることがなく、小中学校での集団感染が続いているという。それは全国の医療機関から報告される1週間のインフルエンザ患者数を見ても、昨年末の12月に流行開始の目安とされる数値、1医療機関当たり1人を3年ぶりに超えて以来、普通であれば流行が収束しているはずの5月8日~14日に至っても1.36人と高い数値を示していることからも分かるだろう。

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