アフターコロナの健康は「免疫力アップ」で維持する!

有明こどもクリニック豊洲院の村上典子院長

■「見えるマスク」から「体内マスク」へ

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが今年5月8日に2類から5類に移行されたことを受け、今、マスクの着用が個人の判断にゆだねられることとなってマスクを外す人が多くなってきた。そうした中、最近「体内マスク」という言葉をしばしば耳にするようになった。

 先ほどの村上院長のコメントからも分かるようにわれわれ人間にとって免疫機能はとても大事なものだが、人間に備わった体内の免疫機能こそが体内マスクそのものであり、これを強化することができればインフルエンザをはじめとするウイルスによる感染症から体を守ることができるというわけだ。

■質のいい「睡眠」と「食事」で免疫力をアップ!

 体内マスク、すなわち体にもともと備わっている免疫機能は毎日の生活の過ごし方ひとつでその力をアップさせることができるのだという。では、そのためには日頃からどんなことを心掛けたらいいのかを村上院長に聞いてみた。

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