東洋医学を正しく知って不調改善

最近、目が乾いてゴロゴロする…東洋医学における対策は?

写真はイメージ

 目も夏バテすることをご存じでしょうか。一般的にドライアイと呼ばれる症状ですが、夏は普段の原因に加え、紫外線、エアコンなどによる目の負担が増大します。昨今はハンディーファンの使用によるドライアイも増えてきているようです。

 ドライアイの主な症状は、目が乾く、目がゴロゴロする、目が開けにくい、目が疲れる、物がかすんで見える、光がまぶしい。原因としては、エアコンによる乾燥、パソコンやスマートフォンでの目の酷使、ストレスから来る自律神経の乱れ、コンタクトレンズで涙の層が薄くなる──などが挙げられます。

 東洋医学ではドライアイを「目乾」といい、目は五臓の「肝」の働きと関連づけて考えます。

「肝」の働きを高め、ドライアイの症状を改善するツボを紹介しましょう。

 まずは、目の周りのツボを。

「睛明」「攅竹」「魚腰」「太陽」「承泣」……と、ドライアイ対策におすすめのツボがたくさん集まっています。

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