すると、①の休憩を取ったグループの成績が一番良く、③の作業をし続けたグループが一番悪かったという結果になりました。このように適度な休憩を挟んだ方が作業効率は上がるわけですから、無理をしてまでデスクやパソコンに向かう必要は逆効果です。
集中力が切れてネットサーフィンをしたい欲求にかられたら、たとえばコーヒーを飲むなどして、とりあえず2分程度きちんと休んでみると◎。もしくは、気分転換に別の作業に取りかかるのが賢明です。
その上で、休憩中にゲームやSNSなどをしていると、きちんと休めない可能性があるということを覚えておいてください。ゲームをすると頭を使いますから、休めているようで休めていない脳の状態になってしまうわけです。
イリノイ大学アーバナシャンペイン校のキムらが80人以上の韓国人を対象に行った調査(16年)では、休憩時間に行ったことが、昼食後、終業後にどのような影響があるかを10日間にわたって記録しています。その結果、以下の3点が判明しました。
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