科学が証明!ストレス解消法

昼休憩にメールチェックをすると…午後の仕事がつらくなる

休憩はきちんと休む

①ぼーっとする、ストレッチをするなど「リラックス系」の活動、もしくは、同僚とのおしゃべりなどの「社交系」の休憩をする→仕事の大変さを軽減させることに役立つ。②新聞を読む、メールをチェックするなど「認知活動系」→昼食後の仕事を大変だと感じやすくなり、終業後の疲労感が高まる。

③お菓子を食べる、飲み物を飲むなど「おやつ・飲料系」の活動→基本的には無効果(ただし、カフェインの摂取は、仕事の大変さを軽減させることに役立つ)。

 また、別の研究では、ランチタイムにスマホでネットサーフィンやSNSなどを利用していると、散歩したり、人と会話したりするよりも、午後に精神的な疲労を感じやすくなることが分かったといいます。

 休憩するときは、瞑想したり、散歩したり、軽くストレッチしたりと、きちんと頭を休めるように。休憩とは、いったん脳みその電源をオフにするということですよ。

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堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

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