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咳が止まらない!原因不明の犬の呼吸器疾患がアメリカで流行

写真はイメージ(C)iStock

 アメリカではクリスマスシーズンを迎え、原因不明の犬の呼吸器疾患が広まりつつあり、飼い主たちの懸念が高まっています。

 この呼吸器疾患にかかると、咳を中心とした呼吸器症状が進行します。抗生物質が効かないことが指摘され、肺炎になったり命を落とした犬もいると伝えられています。

 ただし、この病気は人間に感染することはありません。

 オレゴン州では8月中旬から200件以上の症例が報告されました。同様の犬の呼吸器疾患は、コロラド、ニューハンプシャー、ロード・アイランド、イリノイ、マサチューセッツの5つの州でも確認されています。

 しかし、この咳の原因や感染力、感染経路についても、まだ詳しいことはわかっていません。

 ワシントンポストの記事によると、コロラド州立大学のアマンダ・カヴァノー教授は、「この咳をしている犬たちのほとんどは、犬のデイケアやドッグパークにいたことがわかっています。グループで集まる犬の間で広がった可能性があります。」とコメントしています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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