その結果、国語のテストの平均点は、3歳時点における就寝時間が18~20時で71.2点、21時で69.3点、22時で68.3点、23時以降で62.5点で、18~20時に就寝した子供と比べて、23時以降に就寝した子供では、6.3点低いことが分かりました。
算数のテストでも同様の傾向が認められ、18~20時に就寝した子供と比べて、23時以降に就寝した子供では、1.85点低いことが分かりました。ただし、睡眠時間はテストの結果と明確な関連性を認めませんでした。
この研究ではまた、就寝時間が遅くなるにつれて、勤勉さが低下することも示されています。論文著者らは「幼児期の最適な睡眠習慣は、将来の学業成績に良い影響を与える可能性がある」と結論しています。
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