4月に入りなんだか調子が悪い…「春バテ」を解消するなら自律神経をしっかり休ませる

心地よいと感じる場所で5分以上過ごす(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

「ヒトには生命を維持するために体の状態や機能を一定に保とうとする仕組みがあります。そうした体温、血圧、呼吸、心拍、消化吸収、睡眠、摂食など、恒常性を維持するためのさまざまな働きはすべて自律神経によってコントロールされています。春は、日によっても一日の中でも寒暖差や気圧差が大きい季節なので、体温を一定に保つために自律神経がフル回転を強いられ負担が増大するのです。今年の春は昼と夜で10度以上の気温差がある日も多く、なおさらです」

 脳にある自律神経の中枢に負担がかかると、それ以上酷使しないように脳は「疲労感」を自覚させようとする。そのため、自律神経に大きな負担がかかる春は不調を招きやすくなるのだ。

■ホッとできる場所を見つける

 春に自律神経が酷使される要因はほかにもある。

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