病気と共に生きていく

免疫抑制剤で痛みが緩和…こんな“よろい”を着ていたのかと愕然

表現活動が日々の支えに(山本さん提供)

 そんな中、地元のリウマチ友の会に入会。今の主治医と巡り合いました。ちょうど、免疫抑制剤がリウマチに効果があると話題になり始めた頃です。

 私も免疫抑制剤メトトレキサートを処方していただき、座薬を併用しながらの治療が開始されました。やがて少しずつ痛みが和らぎ寛解も経験できました。痛みが取れると、日々こんな“よろい”を着て生活していたのかと、愕然とさせられました。その後「リウマトレックス」と名前は変わりましたが、抗リウマチ薬を主に継続。しかしながら、少しずつ薬への耐性がついてくるのか、効果が薄れ、検査結果を見ながら副作用にも注意してもらい、投与の量が増えていきました。

 当然ながら、飲んだ後の不快感など副作用は結構きつい時もありました。そして2016年帯状疱疹を発症し、リウマトレックスの投与は終わりました。代わって新薬だった抗リウマチ薬の「イグラチモド」に切り替えてもらい、現在に至ります。

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