“3分診療”時代にしっかり診てもらう「7つのキーワード」

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

■Q(Quality…痛みの性質)

 ずっと痛いままなのか、痛かったり治まったりしているのか。断続的に痛みが走る間欠痛は、腸が原因のケースが多い。

■Q(Quantity…痛みの強さ)

 昨日の痛みを「10」とすると、今日は「15」くらいといったように、数字で表すと病状の進行が医者にもよく伝わる。

■T(Timing…痛むタイミング)

 どんなタイミングで痛みが出るのか。歩く時に痛みが響く場合は、腹膜炎のサインになる。

■S(Sequence…経過)

 いつから症状が出て、どう推移しているか。

■F(Factor…痛みを悪くしたり、軽くする要素)

 原因疾患を特定するヒントになる。たとえば胃潰瘍は食後に痛くなり、十二指腸潰瘍は逆に食べると楽になる。膵炎は膝を抱える体勢で痛みが軽減し、胆石は脂っこいものを食べると痛む。

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