ビール“ロング缶”を1日1本 ホップにワイン以上の健康効果

おからや豆腐と飲むとベスト(C)日刊ゲンダイ

「ノンアルコールでも、ホップを含んでいれば効果はありますが、外国の実験結果ではアルコールとの相乗作用も認められています。より効果があるのは、ビールといえるでしょう。ホップの量は各社の企業秘密ですが、苦味が強いほど薬理作用がある。苦味で選ぶのもいいかもしれません」

■おからや豆腐と飲むとベスト

“ビールっ腹”といわれる通り、ビール好きは太った人が多い。まるでビールが太る原因のようだが、それは誤解だ。

「ビールには糖質が含まれていますが、ドイツやスウェーデンなどの研究で、ビールを飲む人と飲まない人との間で、お腹回りの脂肪に差がないことが分かっています。むしろ原因は、おつまみの選び方や食べ過ぎにあります。糖質の多いポテサラや空揚げ、チーズの盛り合わせなどは控えたほうがいいでしょう」(「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」=PHP研究所=の著者で、管理栄養士の安中千絵氏)

 ベストは、アルコールの代謝を助ける、おからや豆腐と飲むことだ。

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