漢方達人をめざせ!

サラダは体を冷やす

(C)日刊ゲンダイ

「なんとなくだるい」と相談にいらしたのは、30代半ばの男性。ひょろっとしたやせ形の体形で、顔が青白く、声が小さい。どちらかというと、覇気がないタイプです。

 ほかの症状を聞くと、「肩凝りや腰痛がひどい。疲れやすい。胃の調子が悪い。風邪をひきやすい。便秘が続く」など、出るわ、出るわ。このうち、肩凝り、腰痛、便秘は以前からある不調で、最近、特にひどくなったそうです。

 生活スタイルを聞くと気になることがありました。やたらと野菜の摂取量が多いのです。それもサラダばかり!

「便秘対策です。独身なので、コンビニやスーパーでサラダを買ってきて毎食食べています。それが何か、問題でも?」

 彼の場合、問題大アリです。

 野菜そのものは積極的に取ってほしい食品ですが、生野菜ばかり取っていると、体が冷えて不調の原因になります。

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。