サラリーマンのパワーup 食で不調を撃退する

口腔内の環境を悪化させる栄養素

(C)日刊ゲンダイ
糖質の過剰摂取が病気の要因

 口腔内の環境を悪くする食材をご存じですか? それはズバリ、糖質(炭水化物)です。

 では糖がどのように悪さをするのでしょうか。2つの糖が影響しています。ひとつはお菓子やスイーツに使われる砂糖。これは虫歯菌であるミュータンス菌が大好きなエサになります。もうひとつは白米の糖です。デンプンなどの多糖類が虫歯のリスクを高めます。これら虫歯の菌は歯茎の傷口や炎症部分から体内の血管に侵入し、全身の血管や関節に移動してさまざまな病気を引き起こします。

 糖質は脳の大事なエネルギー源なので、適度な量を食べる分には問題ありませんが、現代人は過剰に摂取し過ぎといえます。「ラーメン+チャーハン」「牛丼大盛り」「餃子+ご飯」といった糖質中心の食事が日常茶飯事になっていませんか? それらを見直すことが口腔内の健康を保ち、全身の病気を予防することになります。

 少なくとも次の3点を意識するように、今日から努めてください。まず、パン、うどん、白米など精製された糖質を避けること。つまり、糖質は選んで摂取するのです。食べるなら、全粒パン、雑穀米、ドイツパン、そば、全粒パスタを。ドイツパンなどは硬いものを選ぶと、抗菌作用のある唾液の分泌を促すのでなおよしです。

1 / 2 ページ

佐藤智春

スタイリストとして活躍していた32歳の時、働き過ぎで体調を崩しダウン。「分子整合栄養医学」に出会い、人体と栄養の関係を学び、実践を重ねながら健康を取し、血液栄養診断士の資格を取得。現在はクライアントの血液データから栄養を厳密に把握し、食と医療、ライフスタイルを具体的に提案。著書に「卵を食べれば全部よくなる」「男は食事で出世させなさい」「身長を伸ばす7つの法則」など。