「食事を取るとすぐ眠くなるし、おしっこも心なしか泡立っている。糖尿病のような気がするが、どのくらい進行しているのか知りたい」
糖尿病予備群のなかには病院での診察を拒否しつつも、自身の症状に気をもんでいる人も少なくない。
むろん、血糖値を調べるなど医療機関で受診すればすぐに分かるのだが、「糖尿病宣告」を受けた場合の生活や精神的不自由さが怖いのだ。
糖尿病の症状は「のどが渇く」「体がだるい」などが有名だが、これは病気がかなり進行しているケース。最新の研究では、「20歳以上のニキビは糖尿病予備群の可能性が高い」というものがある。
インドの研究者が「米国糖尿病学会誌」(2015年12月23日号)に報告したもので、20歳以上のニキビのある男性100人とニキビのない男性100人とを比較したところ、ニキビあり群ではインスリン抵抗性のある割合が高かった。
糖尿病に絶対ならない 春の最新常識