これで痛みを取り除く

【眼精疲労】老眼を我慢せず眼鏡は眼科で処方してもらう

(C)日刊ゲンダイ

“眼鏡が合っていない”ことも眼精疲労の原因だ。一般的に眼鏡を作るとき、85%の人は直接、眼鏡店に行って眼鏡を作っているとされる。その場合、少しくらい矯正が合っていなくても、若ければ自分の目の調節力で対応できるが、中高年となるとそうはいかない。目の調節力が衰え、せっかくの眼鏡がかえって目の負担になるのだ。

「何をもって“眼鏡が合っているか”は、その人の仕事や生活内容によって違ってきます。たとえば、パソコン作業が多いのか、車の運転が多いのかなど。しかし、実際はじっくり時間をかけずに眼鏡を作る傾向があり、眼鏡をかけた直後はよく見えるので納得します。しかし、数カ月たって過矯正によって眼精疲労の症状が表れてくる場合があるのです」

 眼鏡を作るなら、眼科でいくつかの検査をした上で、視力の補正だけでなく、生活スタイルに合わせた屈折調整の矯正をすることが大切。併せて、目に他の病気が隠れていないかを確認することも重要になる。

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