数字が語る医療の真実

がん検診の4つの行く末

 しかしこの意見に対し、意外な見解を述べる人がいました。「私にとっては、がん検診を受けてがんで死ぬのが最高だ。人生は結果を求めて生きているわけではない。プロセスが重要。がんで死ぬとしても、『がん検診を受けてそれと闘う』というプロセスこそ人生なのだ」と、その人は言うのです。

 先の芸人さんに、ぜひとも知らせてあげたい意見です。ただ、その芸人さんがどんな名前だったのか、まったく覚えていないので、知らせようもないのですが。

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名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。7月末に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)を出すなど著書多数。