中には、高齢なうえに栄養状態が悪いハイリスクな患者さんの緊急手術を安易に次々と実施している病院もあります。当然、成績は悪く、患者さんの死亡例が積み上げられています。あまりにも死亡率が高いため、外部から調査が入った病院もあるほどです。
多くの医師は、なんとか患者さんの命を助けたいと考えて緊急手術を行っています。心臓病だと診断されている患者さんは、もしもの場合に備えて救急搬送してもらう病院を決めておくことも自分の命を守る手だてと言えるでしょう。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」