天井から人が覗いている…幽霊が見えやすい病気と脳のクセ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ところが、昼寝をしたときなどは、いきなりレム睡眠になる場合がある。脳が半分起きている状態でリアルな夢を見るため、それが現実に起きているかのように感じる。このとき、恐怖や不安を司る脳の扁桃体が活性化するため、怖い夢を見るのだ。

 しかもレム睡眠中は、体を支える抗重力筋が脱力して体に力が入らない。そのため、体を動かそうとしても動かないと感じるのだ。ちなみに金縛りや幻覚が多く、昼間急な眠気に襲われる人は過眠症の一種、ナルコレプシーの可能性がある。

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