専門家もやっている酷暑対策

モデルが飲む玄米甘酢 鍼灸師が勧めるのは10分間の瞑想

にがりでマグネシウムを摂取する(C)日刊ゲンダイ
医師 斎藤糧三さん

 夏になると、決まって足がつりやすくなる。そんな人は、日本機能性医学研究所所長の斎藤糧三医師の知恵を取り入れるといいだろう。

「発汗などでマグネシウムが失われると、足をつりやすくなります。寝ている間にこむら返りを起こして目が覚めるのは、マグネシウムが不足している証拠。その予防に、マグネシウム入浴をするのです」

 お湯に、硫酸マグネシウムを含む入浴剤やエプソムソルトなどを入れて入浴すればいい。

「39度で15分入浴して体の芯を温めながら皮膚からマグネシウムを取り込みます。入浴剤を使わない人は、にがりを飲むといい」

 マグネシウムは、エネルギーの生成や消化、筋肉や神経の働きなどに幅広く関与する。

 その不足で、食欲不振や吐き気、疲労感といった夏バテ症状が強くなることもある。適度な補給にマグネシウム入浴が大切だ。

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