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女子に人気急上昇 麻辣湯がヘルシーで低カロリーは本当か

スープ春雨「麻辣湯」(C)日刊ゲンダイ

「春雨なので、罪悪感が少ないのがポイントですね」と話すのは、多い時は週イチで店に通うという30代女性。スープ春雨「麻辣湯」がこの1、2年キテいる。

 2年前に開店した都内のある専門店では、50種類以上の具材から3種類以上を選ぶと、店員が漢方薬膳スパイススープに具材と春雨を投入し、加熱。辛さは6段階から選べる。常連のサラリーマンたちは「体の奥から元気が出る」「薬膳だし、春雨なので健康的」「ほぼ毎日ここ。ほかにない味」と大絶賛していた。

 麻辣湯の店は数年前までほとんどなく、あっても客はほぼ中国人。ところが最近、新店が次々とオープンした。都内数カ所に店を構える「七宝麻辣湯」赤坂店では、昼時はサラリーマンで大行列。店内はそこそこ広いのに、席に着けるまで数十分かかることもある。

「中華地方菜研究会」主宰の本多政子さんによれば、麻辣湯は四川省発祥の「小吃=軽食」。スープに、麻婆豆腐などに使う花椒と唐辛子の辛味が効いているのが特徴だ。

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