新薬2種類が承認間近…大きく変わる慢性便秘の治療最前線

定年で活動量が減るのも便秘増加の原因(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

「この2種類の薬のうち、ポリエチレングリコールは米国では便秘の7~8割に第1選択として使われ、小児の便秘にも使える非常に安全性の高い薬です。エビデンスに基づいた薬が6種類そろうことで、今後はより的確な便秘治療が行われるようになります」

 対策が早ければ、自然な排便を取り戻せる。今こそ「たかが便秘」の考えを改めるべきだ。

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