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ロボットが余命宣告する時代 医師と患者の関係良好の期待も

「テレプレゼンス・ロボット」で告知!?(C)ロイター

 患者の生死に関わる繊細であるべきコミュニケーションが、このような形で行われたことは残念としか言いようがありません。しかし、同様のことは今後も起こりうると警告する声も少なくありません。深刻な医師不足で、特に貧困地域の病院ではビデオスクリーンによる診察が必要不可欠になっていくと考えられているからです。

 一方で、AIが医師と患者の関係を向上させられるといった期待もあります。たとえば診察の時、記録を取るために患者の顔よりもパソコン画面を見続ける医師も、会話を正確に録音するAIがあれば、患者との時間をもっと充実させることができるかもしれません。

 しかしそれも、医師をはじめ医療関係者がどう患者と向き合い、テクノロジーを使うかにかかっている。こんな月並みな結論に戻ってしまうのですが……。

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シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

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