テレビCMやCS放送で注目され、10年後にたまたま評価された。真島とは生まれも育ちも違うが、同学年ということもあって20代のころから気心が知れた。元日劇のトップダンサーであった真島は、後に森繁久弥のミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」や、「王様と私」、舞台「星降る里」などに欠かせない俳優として活躍した。松平は若いころに日劇の大ファンで、劇場に通っていたという。
「今回のアスレチカについては、老人ホームでの体操も想定していますし、お年寄りの方々に元気になってもらいたいという思いは強くあります。私自身、大きな声を出すことによって元気になりますし、とにかくお風呂場などで声を出してもらいたい。24歳で『暴れん坊将軍』をやって、ありがたいことにそのころから応援してくれる人たちがいます。あれから30年、40年ですので、もう80歳くらい。中には亡くなった人もいますしね」
松平健 若さの秘訣