解析の結果、4つの健康を脅かす重大な問題のうち1つ以上を経験しているにもかかわらず、診察時に医師へ伝えていなかった人は、データベース(①)では47・5%、データベース(②)では40%に上りました。情報を伝えない主な理由は、「恥ずかしさ」が最も多く、2つのデータベースともに7割を超えていました。また、「批判的意見や説教をされたくない」「面倒なことを避けたい」という理由が2つのデータベースともに5割を超えるという結果でした。特に若年者や女性で情報提供を積極的にしない人が多いことも示されています。
適切な医療サービスが提供できるよう、医療者は患者とのコミュニケーションのあり方を、いま一度振り返る必要があるかもしれません。
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