妻に拒まれる…それは夫の「ジャンクセックス」が原因だ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 Mioさんは、大学時代に知り合った男性と22歳で結婚。元夫とのセックスは、最初から性交痛がひどかった。ローションを試しても改善されない。病院を受診しても原因は分からず、「体位で工夫して」と言われるのみだった。

 元夫のセックスは、胸を強く掴み、前戯はほぼなく、すぐ挿入。長く挿入できるほど男らしい、と思ってもいた。いずれもAVから得た知識で、Mioさんが苦痛に歪んだ表情をしても、「イッている」と捉えた。

「私もセックスに対する正しい知識がなかった。性交痛は私の体に問題があると思い、夫を愛しているのにセックスを嫌だと思うのは私が悪いと考えていました」

 セックスが嫌、でも応じなくては……という日々を送るうち、摂食障害とうつ病を発症。しかしMioさんはある男性との出会いから、「セックスで気持ち良くなるには、正しい知識と技術が必要」と気付いたという。夫とのセックスで性交痛があるのは、心身がリラックスできていないうちに強引に挿入され、激しくピストン運動されることが原因だと知った。実際、“正しい知識と技術”を持つ男性とのセックスでは、これまで想像もしなかった至上の快感を得ることができた。

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