ところが、2009年の生物学の専門誌に、びっくりするような研究結果が発表されました。「肥満の人では血液中の必須アミノ酸の濃度が高く、分岐鎖アミノ酸を多く与えられたネズミは、血糖値が上昇して糖尿病になってしまった」というのです。
その後の多くの研究でも、必須アミノ酸の血液濃度が高いと、それだけ血糖が高くなり、高血圧や動脈硬化の病気も増える、という結果は変わりがありません。
アミノ酸の取り過ぎにも、注意が必要であるのかも知れません。
医者も知らない医学の新常識