男性の場合、オーラルセックスでヒトパピローマウイルスに感染すると、口や喉に保持する割合が、女性の数倍といわれている。
予防策として、ヒトパピローマウイルスのワクチン(サーバリックスやガーダシル)があるが、接種は性交前の12歳以上で、上限は26歳までとされている。
今年40歳になった岡本さんにとっては時期遅れの予防策で、他の方法といえばコンドームとなる。しかし、これも完全とは言えない。オーラルセックスを好むなら意味がないからだ。
岡本さんは「飲んだ勢いで、彼に正直に話そうかと、喉まで出るのですが、勇気がありません。どっちが先に感染させたのか喧嘩になりそうで」と言って苦笑する。
病の克服は患者に聞け