1種類だけ作用機序が異なるのが「ゾフルーザ」で、インフルエンザの遺伝子が増える過程を抑える働きをします。以前からある他の5種類のように「ウイルスが細胞から出てくる過程」を抑える薬に比べ、より早い段階でウイルスの増殖を抑制します。そのため、他の5種類の薬が効かないタイプのインフルエンザウイルスに対しても効果を発揮する可能性があるわけです。
また、抗インフルエンザ薬は剤形も充実していて、粉、カプセル、錠剤、吸入、点滴から、薬の使用の可否に応じて選ぶこともできます。
今こそ知っておきたい抗ウイルス薬