みんなの眼科教室 教えて清澤先生

新型コロナ再拡大下、学校の眼科健診はどう実施されているか

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

【Q】子供の眼科健診が心配です。新型コロナウイルス感染症が再拡大していますが、学校の眼科健診はどのように行われているのですか?(32歳主婦)

【A】児童生徒などの定期の健康診断は毎年、6月30日までに実施することとなっています。

 今年は新型コロナウイルス感染症の影響により当該期日までに健康診断を実施することができないため、当該年度末日までの間に、可能な限り速やかに実施するよう指示されています。

 例年、学校では新学年が始まると早々に養護教諭による視力検査と眼科医による眼疾患のスクリーニングが行われます。今年は6月に学校が再開し、各校にばらつきはありますが、徐々に視力測定が始まったようです。

 学校医による健診も、7月中旬になってようやく始まりました。今年は新型コロナウイルス感染の流行に対応し、日本眼科医会から、その基本的な「考え方」が提示されました。各眼科学校医は、これらを参考に担当学校と協議、相談の上、実施の時期、実施方法を検討しています。

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清澤源弘

清澤源弘

清澤眼科医院院長。1953年、長野県生まれ。東北大学医学部卒、同大学院修了。86年、仏原子力庁、翌年に米ペンシルベニア大学並びにウイリス眼科病院にフェローとして留学。92年、東京医科歯科大眼科助教授。2005年から現職。日本眼科学会専門医、日本神経眼科学会理事など。

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