特に、高血圧や心疾患で心臓に負担がかかると、自然と夜間に尿を多く作るシステムが作動します。これは心臓から「心房性ナトリウム利尿ペプチド」というホルモンが分泌されるからです。腎臓に作用して尿量を増やし、体内の水分量を減らして心臓の負荷を減らそうと働くのです。
なぜ夜間に尿量が増えるかといえば、体を横にしている睡眠中の方が心臓から腎臓に血液を送るエネルギーが少なくて済むから。このように体は巧みに尿量を調節しているのです。
専門医が教える パンツの中の秘密