コロナ第2波に打ち勝つ最新知識

マスクはいつまで…個人的ロックダウンをどこまで緩めるか

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「周りの人の飛沫がかかったかもしれない食べ物や、ウイルスが付着したかもしれない手を飲食物やたばこといった口に入れるものを触る直前に洗うことを徹底していれば外食は問題ありません。アクリル板などを設置して、他人の飛沫が自分が食べる料理などに付着しないようにし、食べ物が口に入るまでの管理をしっかりしているお店なら外食をためらう必要はないと思います」

 当然のことだが、自宅で普通に食事している家族が外食時だけアクリル板を使う必要はない。家族で外食する時、家族間での感染は意識しても意味はないと岩室医師は言う。

「入店時に、マスクの着用をお願いするレストランがありますが、席に着いたらマスクを外す。トイレに立つ時はマスクを着用する、でいいと思います」

 ただし、現在は新型コロナが2類相当の感染症に指定されていることから、万一、感染者が出た場合に最も大きなダメージを受けるのがお店である。レストランなどの入店時にマスク着用を変更するためには、2類相当から5類相当に変更するなど規制を緩める必要がある。

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