アバターでVR空間に参加してうつを改善 世界で初めて証明

(C)日刊ゲンダイ

 プログラムは週1回60分(30分レクチャー、30分質疑応答)を全6回で構成。内容は、「苦悩と距離を置く技術」「消えない疲労の超回復法」「不安やモヤモヤが減衰していく“正しい”呼吸」「囚われを断ち切る科学的メソッド」「“半歩前”に気付ける自滅回避術」「“こころ”の癖を直す方法」など多岐にわたり、かつ具体的だ。

「レクチャーはアバターに扮した私が行いますが、直感的に内容が深く頭に入ってくるように図解が駆使されています」

■3カ月後も効果あり

 レクチャーを理解後は、アプリでの自主練やオンラインサロンでの交流や質疑応答も可能。

「世界的にはメンタル領域でも治療アプリが登場していますが、ユーザー人気に欠けているのが現状です。どんなにいい問題集であっても、それだけを必死に解くだけの受験生は応用が利かないのと一緒で、“いい講義”を受けた“基本”を本質的に理解してからでないと、メンタルでも実生活で使える力にはつながりません」

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