アバターでVR空間に参加してうつを改善 世界で初めて証明

(C)日刊ゲンダイ

 最近この結果が出た。

 本プログラム参加者50人と、「健康についてのコラムを読む」プラセボ群50人とで、うつ状態の変化を比較。結果、全6回の終了時こそグループ間で差はなかったが、終了3カ月後にはVRグループだけに有意なうつ状態の改善が認められた。

「なぜ終了直後ではなく3カ月後にうつ状態が改善したのかはさらに分析が必要ですが、この結果で明らかなのは、『VRで』『アバターで』参加するプログラムにより、抗うつ効果があったということです」

 現在、大規模トライアルへの参加者募集中。無料体験が可能だ(https//v-sensei.com)。

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