コロナ禍の"寝正月”睡眠リズムを崩さず早く取り戻す3つのコツ

「睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、神経伝達物質のセロトニンをもとに作られます。日の光を浴びるとセロトニンの分泌が始まり、脳と体を覚醒させます。朝に光を浴びてセロトニンをしっかり作っておくことで、夜にはセロトニンからメラトニンが合成され、自然な眠りへ誘います」

■朝食でリズムのズレを調整

 また、良質な睡眠を取るためには、自律神経の日内リズムとバランスを整えることが欠かせない。昼間は活動時に活発になる交感神経を優位にして、夜にはリラックス時に活発になる副交感神経を優位にする必要がある。日の光は、自律神経の日内リズムをつくったり、調整するための基準になっている。目覚めたらまず日の光を浴びる習慣を身に付けておきたい。

 起床したら朝食を取ることも睡眠リズムの調整にとって大切だ。

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